廊下の話
感覚的なことなので、伝わるか分からないんですけど…
言葉にしてみたくなったので、書いてみます
真っ暗闇の部屋があって。
きっと長いこと私はそこにいて。
多分6、7年はいたのかな?
気がついたらもう、そこに迷い込んでて…
あるとき、ふと、こっちかもしれないって歩いたら、廊下に出て。
その廊下の先にはきっとキラキラしてて明るい部屋があって。
でも、その廊下めっちゃ長くて、色んな人が歩いてる。
きっと大多数の人は暗闇の部屋に迷い込むことなく、その廊下の途中くらいから歩き始めてて。
だから、同学年の人達は結構先にいて。
それで、その廊下歩いてみたら、なんかめっちゃ大変で。
色んな物にぶつかるし、転びかけるし、先は長すぎて分かんないし。
歩く歩道を逆走してるみたいな感覚。
ずっと暗い部屋にいたからか、先にある明るさが眩しくて。まっすぐ見られない。
暗い部屋にいた分、もしかしたら他の人より、暗い物に気がつくのかもしれない。
気が付きやすい分、余計にチクチクする痛みにぶつかっている気がして。
こんなに厳しい世界なのか!?って驚いて。
なんか武器が無いかなって探すけど、自分にそんな武器なんてなくて。
身一つで、こんなに歩きづらい道を歩かなきゃで。
どうしようってなってる今です笑
こんなに生きるのって難しいんだって笑
なんで、他の人は平気な顔して歩けてるんだ?ってなる。
慣れてるのかな…
まだ私はこの廊下に出てから数ヶ月だからなぁ…
暗い部屋にいたら、自分のことだけしか見えないし、歩かなくてもいいからさ…
でも、暗い部屋に戻りたいわけじゃないんだよなぁ
ちょうど、暗い部屋から廊下に出たあたりの時に出会ったのが、星野源さんで。
もしかしたら、源さんは、明るい部屋でも、暗い部屋でもなく、この廊下にいる人なのかなって。勝手に思ってます。多分私よりは先を歩いてるんだと思うけどね。
なんだか、心が早くも挫けそうなのを、こっちだよって言ってくれてるみたいで。
あったかい。
源さんの声ってなんかあったかいなって。
熱いでもなく、冷たいでもなく、人肌の体温というか…
手を繋いでくれている感じがすごいする。
その手があったかくて、時々泣きそうになっちゃう笑
源さんも同じ廊下にいるなら、私ももうちょっと歩いてみようって思うよ。