marurin’s diary

心のままにつぶやくだけの場所

(下書き供養)推しが結婚した話

2021年5月19日水曜日。

 

私は深夜にラジオを聴いていた。「星野源オールナイトニッポン」、私が大好きなラジオだ。今日のゲストは山岸聖太さんで、とても楽しく面白い回だった。

先週の金曜日は、「バナナマンバナナムーンGOLD」を聴いていた。弟や仲の良い後輩のような空気感、気を許した親友とのラジオ。テンポの良い会話。どちらも源さんの新しい一面を見られたような気がして、なんだか嬉しかったのだ。

 

午後4時。私はたまたまインスタを見ていた。オンライン授業が早く終わり、数十分後に始まるオンライン講演会まで時間つぶしをしていたのだ。画面をスクロールしていたら、突然、とある画像が目に入った。「いつも応援してくださる皆様へ…」その言葉を目にした瞬間は、これは誰かが勝手に作ったコラ画像なのかと思った。お相手の名前の部分を三度見くらいしてしまった。

その後急いでTwitterに飛んだが、誰もそのことをつぶやいている人がいなかった。混乱のまま、何かをつぶやいたような気がする。そこでやっとフォロワーたちの驚きの声が届き始めた。やっぱりこれは冗談ではないのか。本当のことなのか。

もう一度インスタの文章を読み、思わず「えぇぇ!?」と叫んでしまった。だって本当のこととは信じられないお相手だ。とても嬉しかった。嬉しすぎて涙が出てきた。

フォロワーたちと喜びあっていると、リアルの友達からLINEが来た。Twitterのトレンドもあっという間に二人のことでもちきりだった。

講演会の内容なんて全く頭に入らず、ずっとTwitterで嬉しさを叫び、誰かの驚きの声と喜びの声を眺めていた。

講演会がいつの間にか終わったあと、私は興奮のまま、雨が降っていたにも関わらず隣駅の不二家まで走った。先週のバナナムーンGOLD不二家のプレミアムショートケーキを源さんが食べていて、私も食べてみたいと思っていたからだ。今まで不二家に足を踏み入れたことはなかったが、こんな機会だ、思いっきって行ってみた。その店舗にはプレミアムショートケーキは置いていなかったので、とちおとめのショートケーキを買ってきた。

 

気がついたら発表から数時間も経っていた。

Twitterのお祭り騒ぎも、夕飯の時間になり少し落ち着いた。嬉しくて泣けてくるなんて、どれだけ幸せなことなんだ。夕飯を食べ、ケーキを食べていると、ふと自分の中に寂しさがあることに気がついた。気がついてしまったら、じわじわとその寂しさは大きくなっていく。滲み出るような寂しさだ。せっかくのケーキが寂しい味になってしまった。

 

眠れない。明日は大学に行かなければいけないのに。もう3時だ。数時間もしたら起きなければいけない。なぜ私は寂しいんだろう。自分が寂しさを感じていることに驚いた。さっき勢いで逃げ恥SPのときの二人が表紙の雑誌をポチってしまった。謎の寂しさを感じている人はまだ少ないみたいだ。この寂しさは夜だからだろうか。もうひとつ雑誌が欲しかったが、在庫がなかったので初めて電子書籍版を買った。間違えて家族カードのクレジットカードで買ってしまった。やらかした。めちゃくちゃやらかした。ダメだ。今のまま起きていても良い方向には転がらない。寝よう、眠れなくても目をつぶろう。明日は大学だ。夕方のニュースは見る勇気が出なかった。

 

朝になった。いつの間にか眠っていたようだ。

起きがけに突然寂しさが襲ってきた。目覚めた瞬間から寂しいってなんだ。何もやる気にならない。朝起きただけでも偉いと思う。大学にも行きたくないが、休む勇気は残念ながら持ち合わせていない。恐る恐る、朝のニュースをつけた。どこもかしこも、結婚の話題でもちきりだ。どうやら昨日のことは夢ではないらしい。現実みたいだ。

寂しいという気持ちを感じていたら、いつの間にか大学が終わった。もう、とにかく早く帰りたかった。大学に行っただけでめちゃくちゃ偉いと思う。

 

私は何か自分の気持ちが乱される出来事があると、なぜそう思うのか、これからどうしたらいいのか、気持ちの整理をつけるための時間が欲しくなる。いわば気持ちの素因数分解だ。それをしないと先に進めない気がしてしまう。しかし、自分の気持ちと向き合うことは膨大な体力と気力と時間を使う。

 

 

結構考えて文章書いてますねw続き読みたいわ普通に。この後私はこの気持ちを拗らせ、アンチになりかけますw 未だにお相手のことは好きじゃないしね。源さんの全てが好きじゃなくても、生み出される作品や考えが好きならそれはそれでいいじゃないか。光の跡素晴らしかったぞ!2023/12/28