米津玄師「感電」の話
ドラマMIU404の主題歌、米津玄師さんの「感電」について書いていきたいと思います。
まず米津さんについて
名前は玄師(けんし)なんですね!
ずっとげんし、と呼んでしまっていた気がします。。。
ファンの方々ごめんなさい
この間米津さんがサブスク解禁になったため、Apple Music で聴けるようになって感動しています!
「感電」はアルバム「STRAY SHEEP」に収録されています。「迷っている羊」って意味なんですね
「感電」の他にも「馬と鹿」や、菅田将暉さんの曲をカバーした「まちがいさがし」も入っています。「まちがいさがし」は米津さんが楽曲提供した曲なんですね!この間知りました(笑)
この曲以外にも本当に良い曲だらけで、このアルバムはすごいです!
さて、今回ドラマのために書き下ろされたという「感電」。
最初は「犬のおまわりさん」という曲名だったと聞いて衝撃を受けました。。。
感電って曲名すごいしっくりきますよね。かっこいいし!
最初の入りがもう好き!ってなります(笑)
明るめでアップテンポな曲、でも少し歌詞は暗い感じの曲。
しかし、しっかり希望があるというか。。。
こんな歌詞どうしたら考えつくのかなぁってなります
「行方は未だ不明」や「動機は未だ不明」など、ところどころ警察をイメージさせる言葉が入っています。
また、1話と2話の台本を読んで書いたらしいので、
「転がした車窓と情景」
という歌詞があるのめっちゃいいな!と思います。
志摩と伊吹の相棒の関係がすごくよく表されていて、
「お前はどうしたい? 返事はいらない」
のところが私はめっちゃすきです。
最初はぎこちなかった二人が、どんどん相手のことを知っていって、信じあって相手の返事がなくても同じ方向を向いていける。
そんな二人になっていってくれたらうれしいですよね!
どんだけイカれた夜でも、ついてない時も相棒がいなくなるよりも良い
「お前がどっかに消えた朝より こんな夜の方が まだましさ」
とかもう思いっきり志摩のことじゃん!!ってなりました(笑)
「漫画みたいな喧嘩しようよ 洒落になんないくらいのやつを お試しで」
も好きですね
洒落にならないのにお試しっていうのがもう、最高です
「愛し合う様に 喧嘩しようぜ 遣る瀬無さ引っさげて」
の部分はほんとにドラマを見れば見るほどあてはまるなぁと思います。
やっぱりやりきれないことって沢山あって。
しかも喧嘩=愛し合うことってホントにこの二人みたいで。
いつも喧嘩しているようにみえて信頼しているというか。
喧嘩するほど仲が良いみたいな。
「たった一瞬の このきらめきを」や「それは心臓を 刹那に揺らすもの」、「メロウなエンディング」
は志摩と伊吹にとっては何を示すことなのかな、と思います。
最終回までに分かったらうれしいなぁ
死亡フラグではないことを祈ります。。。
「きっと永遠が どっかにあるんだと 明後日を 探し回るのも 悪くはないでしょう」
私は永遠なんてものは無いと考えている人間ですが、この部分を聞くとどっかにあると考えるのも悪くないかな、なんて思っちゃいます。
「明後日の方向」というように、全く見当違いのところを探しても見つからないわけで。。。
それでも探し回るっていうのは、永遠なんてないと知っているけど、それでもどっかにあると信じたい。
お前となら存在しない永遠を探し回るのも悪くない。そんな感じなのかなと考えました。
私もそんな風に思える人に出会いたいなぁ
この曲のMVを見たときの印象は、なんだか悪夢を見ているみたいだな、でした(笑)
本当にごめんなさい、、、
でも何回も見ているとクセになってきて、、、
米津さんかっこいいし、見れば見るほどトリックに気がつくというか。
抜け出せないループに入り込んでいるようなイメージ
しかも、MVで出てきた駐車場が実際にドラマにもでてくるので、見ていて楽しいですよね!
MIU404の世界観にめちゃくちゃ合っていて、しかもかかるタイミングも最高。
聴くとテンション上がりますが、泣きそうにもなってしまいます。
いつか、数年後にこの曲を聴いても、このドラマを思い出すんだろうなと思います。
こんなに素敵な曲に出会えて幸せですし、こんなに夢中になれるドラマに出会えて幸せです!!
お前はどうしたい? 返事はいらない
米津玄師「感電」の話
fin.